こんにちは。管理栄養士のくみこです。
今回は保育園の管理栄養士の仕事内容についてお伝えします。
保育園へ就職、転職したい方の参考になれば嬉しいです。
保育園の管理栄養士ってどんなことをしているの?
保育園の管理栄養士の仕事内容
保育園での仕事内容といっても保育園の規模によって様々です。
私が勤務していた保育園はこちら。
- 運営 社会福祉法人
- 規模 0-2歳の小規模保育園
- 食数 19食
- 雇用形態 正社員
小規模保育園という0-2歳児の保育園で勤務してました。
私のいた地域はいわゆる保育園激戦区。
1年間の育休を取り、1歳で保育園に預けたいと思う人が多く5歳まで預かってくれる大きい保育園では1歳児枠はほぼ空きがありません。
3歳でまた保育園探しをしなければならないですが、3歳では希望通りの保育園に転園できたという方がほとんどでした。
定員が少ないので手厚く保育してもらえるのがメリットです。
私の勤めていた保育園も家庭的でとても温かみのある保育園でしたよ。
仕事内容
保育園の栄養士の仕事内容は調理が中心になることが多いと思います。
調理7:事務2.5:保育0.5
私はこんな感じでした。
日によっては事務の時間が取れない日もあり、1日中調理って日もありました。
保育園栄養士のよかったところ・大変だったところ
保育園で働いてよかったところ・大変だったところをそれぞれまとめてみました。
保育園栄養士のよかったところ
・10時のおやつ、昼食、15時のおやつの提供なので作業時間にゆとりがある
・勤務時間がほぼ固定
・残業なし
・日祝が完全休み
・子どもがかわいい
子どもたちとの触れ合いがとっても癒しになります。
離乳食や食育について学べるのでとても勉強になりました。
保育園栄養士の大変だったところ
・調理中心になることが多い
・保育士や保護者とのかかわり
・アレルギー対応
・平日休みが取りづらい
・保育補助に入ることがある
調理中心なので献立作成や食材発注、給食たよりの作成は計画的に行っていました。
夕方事務の時間が取れるように作業工程を工夫したりもしてました。
献立は役所が作成する基準献立を少し変える程度。
行事の日程に合わせて行事食を変えたり、使用食材を少し変えてみたり。
アレルギー対応は一番注意して行うところ。
4月の年度初めには新入園児も多くいるので特に注意して調理していました。
私の園は卵完全除去メニューを全員に提供していました。
卵は食物アレルギー1位の原因食材。
みんなと同じものが食べられるようにという園の方針で卵完全除去メニューを提供していました。
ケーキなんかも卵不使用で作っていましたよ。試作を重ねて分量の微調整を何度もしました。
保護者対応も保育園栄養士ならではですね。
野菜を全然食べない。食が細い。なんて悩みを抱えている保護者とお話して管理栄養士としてアドバイスを行うこともありました。
保育園栄養士を辞めた理由
法人内移動で介護施設への移動となったからです。
法人内移動ってあるあるなんですよ。
保育園は勤務時間やお休みが決まっていたので、とても働きやすかったのです。
子どもたちも可愛くて楽しく働くことが出来ました。